相澤(理学療法士)の原著論文が掲載されました!
平素より三咲内科クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、当院の理学療法士・相澤が筆頭著者、栗林理事長、小林院長が共同著者として執筆した論文が、日本糖尿病学会の英文誌「Diabetology
International」に掲載されました!
論文タイトル:
“Exploring the association between self-efficacy for locomotor function
and diabetes status in older females: a pilot study”
(邦題:高齢女性における移動機能に対する自己効力感と糖尿病との関連の検討:予備的研究)
本研究では、高齢女性を対象に、糖尿病と「歩行」や「階段昇降」といった移動機能に対する自己効力感(難しさ)との関連を検討しました。
【研究の概要】
高齢者は、日常生活動作(ADL)の中でも、階段昇降や歩行といった移動機能の低下をきっかけに生活の質が下がる傾向があります。特に糖尿病を持つ方ではこの傾向が顕著です。本研究では、ADLに支障のない65歳以上の女性45名(非糖尿病15名、糖尿病30名)を対象に、移動機能の難しさと糖尿病との関係を調査しました。
その結果、階段昇降の難しさは糖尿病群で有意に低く(p = 0.009)、歩行の難しさには有意差が見られませんでした(p = 0.351)。また、BMIや整形外科疾患、体重あたりの膝伸展筋力(%KEF)を補正した後も、糖尿病であることは階段昇降の難しさの独立した要因であることが明らかになりました。
本研究は、理学療法士として高齢者の運動支援に携わる中で得られた知見をもとに、糖尿病を持つ方の身体的・心理的支援の重要性を示す内容となっています。
論文は以下のリンクより一部をご覧いただけます(英語論文):
🔗掲載論文はこちら
今後も三咲内科クリニックでは、理学療法士をはじめとする多職種が協力し、エビデンスに基づいた質の高い支援を提供してまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。