食事療法は糖尿病治療の基本
糖尿病はすい臓から出るインスリンという血糖値を下げるホルモンの作用不足(インスリン量の不足またはインスリンの効きが悪いこと)によっておこる病気で、一般的に遺伝や食べすぎ、運動不足、肥満などと関係します。
1)規則的な食習慣
2)その人の体や生活活動に見合った適正なエネルギー量の食事
3)栄養素のバランスがよい食事
これらに気をつけて食事をとることにより、血糖を良好に保つことができ、すい臓への負担を軽くします。また、糖尿病ですすめられる食事は健康長寿につながる食事であり、すべての方に必須の治療といえます。
できることを無理なく続けましょう
食事は人間にとっては基本的欲求の一つであり、社会生活上では人間関係をよりよくするためのコミュニケーションの一つでもあります。糖尿病の食事療法といっても、楽しくおいしいものであってほしいと考えています。また、治療は一生涯続けていくものですから、無理なく続けられる方法は人それぞれ違うはずです。食事についての質問や疑問、お困りのことがありましたらぜひ、ご相談ください。
例えばこんな相談もできます
「いま食べている食事は自分に合っているのかな」
「食事も運動も頑張っているのに、なかなかHbA1cが下がらない」
「最近、やせてきたけど筋肉の量が落ちているようで心配、食事で何とかならないかな」
「テレビで健康に良いと言っていたあの商品・・・私も取っていいのかしら」 などなど…
相談時間
個別で30分程度(要予約)